インテル監督が加入後初アシストで首位返り咲きに導いた21歳アスラニを称賛! ユーベとの次節天王山にも「絶好調同士の一戦に」

インテルがユーベ戦前に首位返り咲き。[写真:Getty Images]

インテルがセリエA首位で次節の天王山を迎える。

先週末に行われた第22節で前日に2位ユベントスが引き分けに終わり、首位返り咲きの可能性をもって、28日にフィオレンティーナのホームに乗り込んだインテル。14分にクリスティアン・アスラニのアシストから大黒柱ラウタロ・マルティネスのゴールでリードすると、そのまま1-0で逃げ切り、リーグ3連勝を達成した。

1つの未消化試合も残すなか、ライバルの躓きも生かして、勝ち点1差で再び首位浮上のシモーネ・インザーギ監督はクラブ公式サイトによると、接戦を制したチームに労いの言葉を送っている。

「1点をリードしてからももっとうまくやれたはずのチャンスが何度かあったし、後半は、いつもならもっとクオリティを発揮できるカウンターアタックをあった。だが、このグループに何も言えないね」

「ここまでうまくやっているし、今晩の試合を含め、どの試合も難しいものだ。チームは多くを捧げ、これから2日間の休養に入るが、当然だ。フィレンツェは我々にとって重要な地だとわかってもいた」

ハカン・チャルハノールやニコロ・バレッラの出場停止で巡った先発チャンスで見事にインテル加入後初アシストで応えてみせ、チームの大きな勝利に貢献した21歳アスラニにも「今日はよくやってくれたね」と評した。

「監督にとって、あのように素晴らしい試合をした選手がいるのは幸運だ。ラウタロのゴールをアシストしてくれたのも嬉しかった」

チームとしてポジティブな要素も手にしたインテルは2月4日の次節、スクデットを争うユベントスをホームに迎え撃っての大一番に。指揮官は相手も状態が良いとして、気を引き締めた。

「ユベントスとの対戦は絶好調の2チームによる戦いになる。非常に調子が良いチームとの対戦だし、(1-1で終わった)前半戦のときと同じような準備をしないといけない。今回はホームだし、我々にとってとても大切なファンの前でプレーするんだ」

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