「真っ向勝負しなよ」ラサール石井の「X」炎上とまらず…笑顔の写真にもツッコミ殺到

ラサール石井氏の「X」炎上が止まらない。

1月28日には、26日から始まった通常国会の衆院本会議場で、安倍派幹部だった議員たちが談笑する写真を掲載して

《能登地震の救援活動が続き、被災者は地獄のような毎日を送っている中、この笑顔。いくら「愛国」だ「防衛」だ「祖国のために」と言っても、自国民が戦死や爆撃で死んでいく中、この人たちはこうやって笑っているでしょう。》

と『X』に書き込んだ。

安倍派幹部といえば、政治資金パーティーで、数千万円におよぶ裏金疑惑で東京地検特捜部の任意事情聴取を受けている。だが、結果的に逃げ切り、会見では多くが「秘書に任せきり」「詳細まで把握していなかった」などと釈明した。

たしかに、この件で納得できない国民が多いのは間違いないが、このラサールのツッコミには違和感を覚えた人が多かったようだ。

「X」には、

《被災者と戦死者に何の関係があるのでしょうか。関係のない物事を並べて語るのは人を騙す手口ですよ》

《揚げ足取りが酷いな。真っ向勝負しなよ》

などの批判が殺到してしまった。また、

《とりあえず、能登を含む被災地の方全てに謝ったらどうでしょうか? あなたのデマで行動遅れたり、勘違い広まりましたよ あなたのポストは、謝罪ではなく、感情に任せた言い訳に感じました》

との投稿も――。

「1月11日、政府は能登地震の被災者に対して、体育館などの1次避難所からホテルや旅館など2次避難所への移動を呼びかけました。

その翌日、ラサールさんは『X』に《被災者にそんな金あるか。だったらあんたが金を出して、旅館やホテルを借り上げ避難民を移動させろ》と投稿したのですが、2次避難所は無償だったため、結果としてこの書き込みは『誤情報』となりました。

岸田首相は、13日、名指しは避けたものの、《事実に基づかない投稿が散見されていますが、二次避難先は行政で手配しており、避難者の方にご負担いただくことはありません》と『X』で説明する事態に」(芸能記者)

ラサールは14日になって誤情報を認め、

《正月以来政府の地震災害への対応に怒りを感じる連続だったので、二次避難の呟きにも即反応してしまい、ホテルや旅館が有料であるかのような誤情報を流す結果になりました。被災地の皆様にはただならぬご迷惑をお掛けしたことを深くお詫びします。1日も早く平穏な日々が戻りますことを願っております。》

と謝罪。その後、「X」への投稿を控え気味にしていたが、ネットでの炎上は収まる気配はない。

最近では投稿も徐々に増え、今回の炎上の前日(27日)には、《ミュージカル「洪水の前」本日浜松3日目で静岡ツアー終了》と投稿したが、こちらも蒸し返されてしまった。

「地元の人気ハンバーグチェーン店に仲間たちとツアー最終日に訪れたようです。料理を前に笑顔でピースサインをするラサール氏の写真が投稿されましたが、これにも《能登地震の救援活動が続き、被災者は地獄のような毎日を送っている中、この笑顔》というリプライがつきました」(同)

誤情報の沈静化には、まだまだ時間がかかりそうだ。

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