【速報】朝鮮人追悼碑の撤去開始 群馬県、市民団体の代執行

群馬県は29日、同県高崎市の県立公園「群馬の森」に市民団体が設置した朝鮮人労働者の追悼碑の撤去工事を開始した。県が設置許可を更新せず、後継の市民団体に撤去を求めたが、応じなかったため行政代執行した。2月11日まで公園を閉鎖し、工事を行う。費用約3千万円は団体側に請求する。碑は2004年に「政治的行事を行わない」との条件で許可を受け設置された。その後の追悼式で出席者が「強制連行の事実を訴え、正しい歴史認識を持てるようにしたい」などと発言したことを理由に、県は14年、許可を更新しなかった。これについて後継団体が適法性を争った訴訟は22年に敗訴が確定した。

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