能登半島地震被災地に廃車を寄付して支援 宮城県の団体

能登半島地震の被災者を支援する新たな取り組みが、宮城県で始まりました。廃車を寄付します。

栗原市の農家、千田加代子さんは25年ほど使った廃車予定の軽トラックを被災地支援のため寄付することを決めました。

千田加代子さん「何日か現地と拠点とを行ったり来たりできるくらいのガソリン代になればと思っています」

石巻市の日本カーシェアリング協会は、廃車を提供してもらい部品を換金する新しい取り組みを始め千田さんが最初の提供者になりました。

換金で得た寄付金は、協会が被災地で行っている車の無償貸し出しの活動資金に使われます。

千田加代子さん「遠くからでもこういうことで寄付になりますよって。自分の手持ちの車で使わないのがあったら十分寄付になるのでぜひ役立てていただきたい」

日本カーシェアリング協会石渡賢大事業部長「被災された方の数も多く範囲も広く、たくさんの車を集めなければいけない。どのような車でもいいので、私たちの方に声を掛けてほしい」

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