文化財を火災から守れ 広島東照宮で消火訓練

広島市の指定文化財となっている広島東照宮で29日、消防と地元住民が連携して消防訓練を行いました。

訓練は、本殿の近くから出火した想定で始まり、職員が通報の手順を確認したり消火器による初期消火に当たりました。

その後、消防と地元住民、合わせて40人余りが駆け付け、バケツリレーによる消火活動が行われました。

広島市内の火災件数は近年、減少傾向ですが、日頃から防災意識を高めることが大切です。

■広島東照宮 久保田実枝 宮司

「出火となると初期消火は我々職員だけでは手が足りないので近隣住民に力をいただいて財産を守る」

(2024年1月29日放送)

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