車いすテニスプレーヤー・小田凱人選手(17) テニスの4大大会“全豪オープン”で優勝

愛知県一宮市出身の車いすテニスプレーヤー・小田凱人選手(17)が、テニスの4大大会、全豪オープンで優勝しました。「生涯グランドスラム」も王手です。

愛知県一宮市出身の小田凱人選手は去年、史上最年少で4大大会の全仏オープンを制し、世界ランキング1位になると、続くウインブルドンでも優勝し4大大会を連勝しました。

(小田凱人選手)
「みなさんこんにちわ。世界ランキング1位の小田凱人です」

小田選手は9歳の時に骨肉腫を発症し、車いすテニスを始めると一気に才能が開花。数々の史上最年少記録を塗り替え、わずか17歳でトップに上り詰めました。

去年後半に調子を落とし、世界ランキング2位となりましたが、12月に出演したCBCテレビの番組で巻き返しを誓っていました。

(小田凱人選手)
「まずは世界ランキングが今2位になっているので、1位にまた返り咲くということを意識して、興奮をまたさらに色々な人に届けられるような選手を目指して頑張りたい」

その言葉どおり27日の全豪オープン決勝は、世界ランキング1位のヒューエットを寄せ付けず、ストレートで勝利。4大大会3勝目となり「生涯グランドスラム」の快挙にも王手をかけました。

小田選手は日本時間の30日に発表される、世界ランキングで1位への返り咲きが濃厚と見られます。

ことしパラリンピックにも出場する小田選手。さらなる活躍に注目です!

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