元従業員の血液検査2月9日に 高濃度「PFAS」検出で健康への不安訴える声うけ化学工場側が実施=静岡・清水区【独自】

発がん性が指摘される有機フッ素化合物「PFAS」が静岡市清水区の化学工場周辺で高濃度で検出されている問題をめぐり、会社側が元従業員に対して実施するとしていた血液検査を2月9日に行うことがわかりました。

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血液検査の対象になるのは、「三井・ケマーズフロロプロダクツ清水工場」で2013年までにPFASの一種「PFOA」を扱っていた従業員です。

この工場の周辺では地下水などから「PFAS」が高濃度で検出されるケースが相次いでいます。かつて、この工場で働いていた元従業員らから健康不安に関する声が上がっていたことを受けて、会社側は元従業員に対する血液検査を来月9日に実施することが分かりました。

関係者によりますと、元従業員の血液検査は静岡市清水区内の病院で検査を希望する人を集め、実施されるということです。

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