JR西日本 「第4種踏切」の安全対策として岡山エリアでも新設備設置へ

JR西日本は警報機と遮断機がない「第4種踏切」の安全対策として、岡山エリアでも「踏切ゲート‐Lite」の設置を進めることを決めました。

「踏切ゲート‐Lite」は踏切の両端に設置されるもので、手でバーを持ち上げて踏切内に入り、バーを持ち上げるか前に押すことで踏切から出られます。これによって、踏切を通るときの「一旦停止」や「左右確認」を促すことが狙いです。

JR西日本によると、警報機と遮断機が無い「第4種踏切」は、2023年3月の時点で岡山エリアに76カ所あります。この「第4種踏切」について国は、安全面から「廃止」するか警報機と遮断機を備えた「第1種踏切」に変更するよう鉄道事業者に求めています。

JR西日本は、踏切の廃止など抜本的な対策をする前の暫定的な措置として、「踏切ゲート‐Lite」を導入を進めています。

岡山エリアでは2023年度中に7カ所、2024年度は20カ所に設置する予定です。

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