吉野町長選挙 現職・中井さんが2回目の当選

任期満了に伴う吉野町長選挙で無所属で現職の中井章太さんが2回目の当選を果たしました。

開票結果です。

中井章太 無所属・現2051。

山本智康 無所属・新1996。

わずか55票差で現職が新人を退けました。なお、投票率は74.31%で、前回2020年の町長選より1.24ポイント下回りました。

2回目の当選 中井章太さん

「基軸は住み続けるまち、安心安全なまちづくり。次の2期目4年間、政治生命をかけるぐらいの気持ちで、この吉野を次の未来に繋ぐことをお約束申し上げ、私の御礼の言葉とさせていただきます」

現職の中井さんは選挙戦で、デマンドバスの運行や新型コロナ対策など1期4年間の実績をアピール。民間活力を導入した旧吉野小学校の利活用など、町の経済活性化などを訴え、新人との激戦を制しました。

山本智康さん

「私自身の努力が足りなかった。皆さん申し訳ございません。これからの自分自身の人生、まちの未来、もう一度考え直す機会にしていきたいと思っています。」

元町職員の山本さんは町政の刷新や、老朽化が課題となっている町役場を現在の場所で整備することなどを訴えましたが、及びませんでした。

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