ボトル緑茶のシェア争い激化 各社、味やパッケージ刷新

飲料メーカーの取り組み

 飲料メーカー各社が、ペットボトル入り緑茶のシェア争いでしのぎを削っている。健康意識の高まりでさらなる市場拡大が見込まれるため、顧客獲得に躍起だ。物価高を背景に、割安なプライベートブランドも人気が高まっており、各社は味やパッケージの見直しなど工夫を凝らしている。

 キリンビバレッジは「キリン 生茶」を4月にリニューアル。アサヒ飲料は昨年発売した「アサヒ 颯」のパッケージを4月から改める。サントリー食品インターナショナルは「サントリー緑茶 伊右衛門」の「大刷新」を宣言。伊藤園は昨年、大学生の意見を取り入れた「お~いお茶 〇やか(まろやか)」を発売、若年層の顧客拡大に注力している。

© 一般社団法人共同通信社