元妻を殺害 男に懲役20年を求刑 判決は来月6日 広島

検察は懲役20年を求刑しました。

住居不定・無職の被告の男(43)はおととし2月、安芸高田市で元妻の腹部などを出刃包丁で複数回、突き刺して殺害した罪などに問われています。

29日の裁判で検察側は「革手袋を装着し複数回刺すなど確実に被害者を殺すための合理的な行動。自らの罪に向き合うこともしていない」などとし懲役20年を求刑しました。

一方、弁護側は「被告は解離性同一性障害またはうつ病の精神疾患があり責任能力がない」と改めて無罪を主張しました。

判決は来月6日に言い渡される予定です。

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