「ひみつのアイプリ」プリティーシリーズ新アニメで藤寺美徳&平塚紗依がW主人公に! 齊藤なぎさはアンバサダー就任

「プリティーシリーズ」の新プロジェクト発表会が開催され、テレ東系で4月からスタートする新テレビアニメシリーズ「ひみつのアイプリ」(日時未定)でダブル主演を務める藤寺美徳と平塚紗依、本作のアンバサダーに就任した齊藤なぎさが出席した。

「プリティーシリーズ」は、タカラトミーアーツとシンソフィアが共同開発したキッズアミューズメントゲームを原作とするアニメ作品シリーズ。2010年にアミューズメントゲーム「プリティーリズム・ミニスカート」の展開から始まり、11年にはテレビアニメ「プリティーリズム・オーロラドリーム」がスタートした。その後もさまざまな作品に形を変えながらも「み~んなの夢を応援する」をコンセプトに、ゲーム、アニメ以外にも映画やライブ、舞台、スピンオフ作品などを展開し、幅広い層から支持を集めている。

「ひみつのアイプリ」は、これまで同シリーズが持ち続けていたコンセプトの「歌」「ダンス」「おしゃれ」に、新たに「秘密」のエッセンスを追加し、子どもたちの“なりたい”“変身”をかなえるコンテンツとなっている。テレビアニメでは、主人公たちがアイドルプリンセス、“アイプリ”になるために“ひみつの世界”に飛び込んでいく。また、シリーズ初となるダブル主人公となっている点も、見どころとなる。

主人公・青空ひまり(藤寺)と星川みつき(平塚)は、私立パラダイス学園に入学したばかりの中等部1年生。ひまりは元気いっぱいでポジティブながらも、人見知りで緊張しやすい性格で、夢は友達を1万人つくることだ。一方のみつきは、クールで真面目な性格。ひまりとは幼なじみで、寮も同じ部屋の大親友。ひまりはひょんなことからアイプリデビューすることになってしまい、みつきに“ひみつ”が生まれてしまう。しかし、みつきも、ひまりには言っていない“ひみつ”を抱えていた。

藤寺は同シリーズ「ワッチャプリマジ!」に御芽河あうる役として参加していたが、今回がアニメ初主演となる。オーデイションの結果を受けた際の心境を、藤寺は「『プリティーシリーズ』に人生を変えてもらった本当に大好きなシリーズなので、受かった時はうれしい気持ちと、もっと頑張らないといけないなという気持ちで涙があふれてしまいました」と、初主演が決まったことの感激を伝えた。

平塚も「本当にうれしい気持ちなんですけどまだ現実味が湧かなくて、何かの間違いだったらどうしようとも思いました。台本が届いたり収録が始まったりしていく中で、だんだんと実感が湧いてきて、こんなにすてきなシリーズに仲間入りさせていただけることに、心がワクワクしています」と笑顔とともに振り返った。

藤寺は、「ひみつのアイプリ」の魅力について、「夢をかなえる、応援するというシリーズらしさがあふれた作品だと思います。私自身も刺激を受けて元気をもらっています。見てくださる皆さんにも真っすぐ届くんじゃないかと思います」とコメント。平塚は「衣装や歌、ダンスはもちろんなんですが、キャラクターが本当にかわいくて魅力的です。ストーリーも毎回素晴らしく、友情や夢に向かって頑張っていく姿に感動する作品です」と強調した。

シリーズの大ファンで、「プリティーリズム・オーロラドリーム」から見ていたと明かす齊藤は、「憧れがギュッと詰まった作品。私自身、アイドルをやらせていただいたので、歌って踊ってステージに立つことに対する葛藤や楽しさは、アイドルになってから見ても共感するなと思いました」と、アンバサダー就任の喜びをかみ締めた。

また、主演2人の印象について聞かれると「キラキラしていてお声もかわいくて、息もぴったりなので、演じるキャラクターも絶対魅力的になると思います。早く見たい、聞きたいですね」と期待を寄せた。続けて「まだ発表されたばかりで、私もどのような作品になるのか全然分からないのですが、予告映像やゲームをプレーしてみて楽しみが止まりませんでした。一ファンとしてリアルタイムで見たいと思います」と声を弾ませた。

平塚は「この日が来るのを楽しみにしていて、収録現場で会うたびに『あと何日だね』と話していました。4月からスタートしますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います」とメッセージをおくった。

発表会では、アニメの放送に合わせて、その原作となる新アミューズメントゲーム「ひみつのアイプリ」と、アニメでアイプリたちが活動する空間をコンセプトとしたアミューズメントゲーム「アイプリバース」が、4月4日から稼働開始することが発表された。

© 株式会社東京ニュース通信社