入館待ちの長い列が問題となっていた原爆資料館について、WEBを使ったチケット販売などの混雑対策が3月から始まります。
原爆資料館では去年、入館者が激増したことで平日でも入館を待つ長い行列ができ、市に苦情が入るほどでした。
広島市は、混雑対策として、3月1日から
▽開館時間を前後1時間ずつ延長することや
▽WEBを活用したチケット販売などを始めます。
また、▽延長した時間帯については、WEBのみの販売で、予約も可能となり、30分につき300人まで受け付けます。
予約は2月16日からで、90日先まで可能となります。
広島市は「延長時間帯は、余裕をもって被爆の実相に触れてもらえる」としています。
この対策は、来年3月末までの試験的な運用で、実施状況をみて、本格導入を検討するということです。