去年秋、業者の経営破綻により、寮生の食事の提供などが停止した沼田高校について、広島市は、より主体的に関わるため業者との契約主体をこれまでのPTAから市に変更します。
広島市の業者「ホーユー」の経営悪化により、広島市立沼田高校では、去年9月から、寮生の食事の提供と学校の食堂が停止していました。
その後、別の業者により、▽寮生の食事は11月下旬から、▽一般生徒の食堂は今月はじめから再開していましたが、契約主体は、PTAのままでした。
広島市では、寮の設置者としてより主体的に関わるため、来年度から調理員の人件費を負担することに決め、来年度の業者の公募を始めました。食材費の負担はこれまで通り保護者で、寮生1日あたり1200円以内となります。
また、契約は公募型プロポーザル方式のため、価格だけでなく、食事が体育コースの寮生にとってふさわしい量や質であるかや、業者の経営基盤や業務実績が総合的に評価されて決まります。
応募の締め切りは2月16日までで、業者は3月中旬には決定する予定だということです。