「素敵な異性がそばにいるような錯覚が…」“睡眠時”にオススメの香水とは?調香師・太田奈月が指南

山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。1月18日(木)の放送は、調香師の太田奈月(おおた・なつき)さんをゲストに迎えお送りしました。

(左から)パーソナリティの山崎怜奈、太田奈月さん

◆300の「香り」嗅ぎ分ける!?

太田さんは、イギリスでアロマテラピーを学び、帰国後にアロマ・エステ・調香の学校「アクトインターナショナルスクール」を開講。そして、オリジナル香水ブランド「NatsukiOhtaJapan」を手掛けるなど、日本のアロマ黎明期から活躍しています。

調香師とは、一般的に化粧品会社や食品会社で香り付けをしている人を指すそうですが、太田さんはそれに加え、植物から採れる天然香料のみを専門的に扱う「アロマパルファニスト(アロマ調香師)」の資格も取得。そのため“香りの記憶”が必須だと言い、「天然香料だけでも200~300くらいあり、私はそのすべてを嗅ぎ分けることができます」との話に、れなちはビックリ。そこで、嗅覚の鍛え方を聞いてみると「ひたすら訓練して、脳にインプットさせていくだけ(笑)」と答えます。

◆肌は嘘をつかない!? フェロモンジャッジとは?

そんな太田さんは、肌の匂いをかぎ分けることで、本来の魅力、本質を見抜く“フェロモンジャッジ”を提唱しています。「“匂い”は人それぞれあって、自分で自分の匂いは分からないんですけど、私は特殊な嗅覚を持っているので、その人の肌の匂いからフェロモンを見極め、さらに性格や考え方など(その人の)本質もわかるんです。肌は嘘をつきません」と解説。

フェロモンジャッジは女性と男性、それぞれ5つのタイプに分けられ、女性であればフェロモン度数が高い順に“処女”“熟女”“貴婦人”“無臭の女神”“イケメン女子”となるそうで、「“フェロモンは色気”と思われがちですが、大きくいうと生命力そのもの。つまり、生きる力、健康である人ほどフェロモン度数が高くなります」と説明します。

そこで、れなちに対してフェロモンジャッジをお願いしたところ“無臭の女神の仮面を被った処女”という結果に。太田さんは、「(れなちは)二面性の魅力があり、オンとオフで別人級の魅力を持っている。さらには無味無臭と思わせておいて、いざというときには妖艶な香りを開花する」と分析します。

そして、「怜奈さんのようなタイプは、2つの香水を使い分けたほうがいい。仕事をしているときには、フラットな気持ちになれるバラやイリスのような、上質な気持ちになれる香りがオススメです。また、オフや眠る際は“自分を最高峰の女性だ”と思わせてくれる香り、例えば“禁断の花”と言われているチュベローズなどがいいと思います」とアドバイスを送ります。

◆睡眠時はフェロモンやホルモンを出すチャンス!

ここで、リスナーからは届いた「寝るときは、どんな香りを嗅ぐのがいいでしょうか?」との質問を紹介。これに太田さんは「寝るときに香水をつけるのはもったいないと思う人もいますが、寝るときほどフェロモンやホルモンを出すチャンスなので、香りを纏って寝ていただきたい」と言います。

ただ、どういう気持ちで眠りたいかによって香りは変わり、例えば、寂しいときには異性の香水をつけるとよく眠れる場合があるそうで、「女性であればムスクの香りなどを纏って寝ると、安心感のなかで眠れる人もいます」と補足します。

また、太田さんは以前から睡眠時に“好きな香りがする異性の香水”をつけることをオススメしており、「素敵な異性がそばにいるような錯覚が起きて、すごく気持ち良く眠れます。好みの香りに出会うということは、運命の人に出会うくらい衝撃的な出来事ですし、目に見えなかったとしても脳のなかで快感が起こるので」と話していました。

そして、香りに関する話をたっぷりと伺ったれなちは、「“香りって本当に奥が深いんだな”と思いました」と感じ入っていました。

<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/

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