開運も健康も手に入れる!薬膳の知識を生かした恵方巻のつくりたかたとは?

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節分にその年の縁起の良い方角を向いて海苔巻きを1本食べる「恵方巻」。全国的に浸透している開運アクションですよね。恵方巻に体に嬉しい具材を選んで薬膳恵方巻にすれば、健康にも嬉しい開運健康食になりますよ。

今回は、開運&健康両方手に入る薬膳恵方巻について、看護師・薬膳師としての知識を活かした記事を得意とするライターの薬膳ナースけいこさんに教えてもらいました。

赤い酢飯がいい!?

「海苔巻き1本食べるのは量が多い」「糖質が気になるのでご飯の量を減らしたい」そんなあなたは、今年は恵方巻を手作りしてみませんか?

実は、恵方巻のご飯に「赤しそ」を混ぜるのがオススメなんです。市販のゆかりも同様なので、入手しやすいものでOKです。

赤しそは
・体を温める
・抗菌作用や防腐効果
・抗酸化作用でスローエイジング
・リフレッシュ効果
などが期待できます。

今年は、赤い酢飯にしてみませんか?

おすすめの具材は?

まだまだ寒い、冬の健康づくりにおススメの恵方巻の具材は…

【えび】
エナジードリンクにも含まれているタウリンが豊富で疲労回復効果が期待できます。体を温める作用があるのですが、特に足の冷えやだるさを和らげてくれます。

【うなぎ】
夏バテの季節に活用するイメージがあるうなぎは、気力、体力を補う強い味方です。入手できれば恵方巻に入れたいですが、あなごで代用可能です。

【たまご】
定番の恵方巻の具材ですが、肺や喉を潤して、風邪を予防するための粘膜の働きを助けたり、乾燥からくる咳を和らげます。

【山芋】
山のうなぎとも呼ばれるスタミナ食です。胃腸の働きを助けてくれるので、胃もたれを防ぎます。

【春菊】
春菊の香りには、リフレッシュ効果があり、イライラ感を和らげてくれます。美肌効果のあるビタミンCや皮膚や粘膜を丈夫にするビタミンAも豊富です。

海苔にも健康効果が

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磯の香りが食欲をそそる、恵方巻に欠かせない海苔にも健康効果があります。

海苔には、水分代謝を高める効果があり、むくみが気になる時にオススメです。また、痰を出やすくする作用もあります。

縁起の良い恵方巻、今年は健康効果も意識して、手作りしてみませんか?開運と健康、両方手に入れましょう。

■執筆/薬膳ナースけいこ…薬膳師/看護師/経絡ヨガ指導者/薬膳茶エバンジェリスト。知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをテーマに情報を発信中 Instagramは@keiko89zen

編集/サンキュ!編集部

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