英キャサリン妃が退院 順調に回復、国王も

英王室のキャサリン妃=2023年12月、英ノーフォーク州(ゲッティ=共同)

 【ロンドン共同】英王室は29日、腹部の手術を受けロンドンの病院で療養していたウィリアム皇太子の妻、キャサリン妃(42)が退院し、ロンドン郊外ウィンザーにある自宅に戻ったと明らかにした。キャサリン妃は16日に入院し、事前に計画されていた手術を受けた。術後、順調に回復しているという。

 英メディアによると、キャサリン妃と同じ病院で26日に前立腺肥大の治療を受けて療養中だったチャールズ国王(75)も29日、退院した。

 キャサリン妃はしばらく自宅で療養を続け、公務復帰は3月末の復活祭(イースター)後となる見込み。王室は病名を公表していないが、関係者はがんの可能性を否定した。

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