「審判に勝利を盗まれた!」イラク代表監督がエースFWの芝生食べパフォ→退場処分に怒り爆発!「あり得ない事態だ」【アジア杯】

現地1月29日、カタールで開催されているアジアカップ2023のラウンド16でイラク代表とヨルダン代表が対戦。ヨルダンに先制されたイラクだったが、68分に同点に追いつくと、76分にはエースFWフセインの得点で逆転に成功する。だが、その直後のゴールパフォーマンスに対して警告が与えられ、この日2枚目で退場。その後10人となったチームはアディショナルタイムに2点を奪われ、まさかの逆転負けを喫してしまった。

やはり物議を醸しているのがフセインの退場シーンだ。ヨルダンが先制した際、選手たちが輪を作って右手で何かを口に運ぶ食事パフォーマンスを披露したが、フセインはこれを真似て芝生を食べる仕草をみせた。これが挑発的な態度と取られた可能性が高い。しかし、イラク代表のヘスス・カサス監督は試合後の会見で怒りを露にした。

「ヨルダン戦の勝利は審判によって盗まれてしまった。アジアカップのようなビッグトーナメントにあって、ゴールを祝うパフォーマンスをした選手が退場になるなどあり得ない事態だ!」

グループステージで日本を下すなどグループDを首位通過したイラク代表。フセインが通算6得点でゴールランキングの首位を走るが、大会に旋風を巻き起こした快進撃はあっさりとストップしてしまった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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