ブリ1位支持幅広く 富山のすし好きなネタは? 2位バイ貝、3位ベニズワイガニ

富山の海の幸を使った「富山湾鮨」 =昨年3月、富山市内の寿司店

  ●第一生命保険富山支社が調査

 第一生命保険富山支社は29日までに、県内の顧客らを対象にした「富山のすし」に関するアンケート結果をまとめた。好きなすしネタを尋ねたところ、投票総数6220票のうち、ブリが最多の1414票で1位に輝き、次いでバイ貝858票、ベニズワイガニ827票と続いた。ブリは男性の全ての年代、女性の多くの年代で1位を獲得し、老若男女に親しまれていることが分かった。

 ブリやバイ貝、ベニズワイガニに加え、甘エビ、ホタルイカ、サクラマス、シロエビ、イカ、ノドグロ、カワハギの計10種類から好きなすしネタを聞いた。

 4位以下は、シロエビ810票、甘エビ575票、ノドグロ495票、カワハギ465票、イカ443票、サクラマス262票、ホタルイカ71票となった。

 投票結果を性別や年代別で見ると、ノドグロは男性の10.20代で2位、30代で3位に入り、若い世代に好まれた。バイ貝は男性の40代以降で人気だった。女性はエビやカニを支持する傾向がみられ、バイ貝は50代で1位に、シロエビは60代でそれぞれ1位になった。

 県が「寿司(すし)と言えば、富山」のキャッチフレーズでブランディングを進めていることを受け、同支社は昨年9~12月にアンケートを実施。現在は県と連携し、すしを食べる機会や場所などを尋ねる第2弾のアンケートを行っている。

 野田強支社長は「第2弾のアンケートも大勢の地域の皆さまに協力してもらい、『寿司と言えば、富山』を盛り上げたい」と話した。

© 株式会社北國新聞社