マンデラ氏遺品競売を延期 南ア反発

 【ニューヨーク共同】米ニューヨークの競売会社「ガーンジーズ」は29日までに、南アフリカでアパルトヘイト(人種隔離)撤廃闘争を率いたマンデラ元大統領の遺品の競売を延期するとウェブサイトで明らかにした。南ア政府は遺品を「国家に不可欠な財産」だと主張し、競売に反発していた。

 2月22日に、マンデラ氏のつえや衣服、獄中生活を終えた後に作成した身分証明の手帳など数十点を競売にかける予定だった。

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