Oracle WebLogic Server に HTTP ヘッダインジェクションの脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月24日、Oracle WebLogic Server における HTTP ヘッダインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。三井物産セキュアディレクション株式会社 プロフェッショナルサービス事業部が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

ヤマハ製の複数の無線LANルーターにデバッグ機能を有効化される脆弱性

Oracle WebLogic Server 12.2.1.4.0
Oracle WebLogic Server 14.1.1.0.0

Oracle が提供する Oracle WebLogic Server には、HTTP ヘッダインジェクションの脆弱性が存在し、遠隔の第三者によって本脆弱性をクロスサイトスクリプティング攻撃などに悪用され、当該製品を使用しているユーザのウェブブラウザ上で、表示されるページが改ざんされたり任意のスクリプトが実行されたりする可能性がある。

JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。

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