Android アプリ「メルカリ」にアクセス制限不備の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月24日、Android アプリ「メルカリ」におけるアクセス制限不備の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ブロードバンドセキュリティの志賀拓馬氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

ヤマハ製の複数の無線LANルーターにデバッグ機能を有効化される脆弱性

Android アプリ「メルカリ」 バージョン 5.78.0 より前のバージョン

株式会社メルカリ提供の Android アプリ「メルカリ」に実装されている Custom URL Scheme を使用してリクエストされた URL にアクセスする機能には、任意のアプリからリクエストを受け取りアクセスを実行してしまう、アクセス制限不備の脆弱性が存在し、遠隔の第三者によって当該製品を経由し任意のウェブサイトにアクセスさせられ、フィッシング等の被害にあう可能性がある。

JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。

© 株式会社イード