中国人気俳優がずらり登場、2023年「起用広告増加数」ランキング

中国の俳優を対象に2023年に新しく増えた広告起用の数を示すランキングでは、人気が急上昇した俳優が上位を占めた。

このほど中国メディアが公開したこのランキングで、トップに立ったのは2人で、1人はファンタジー時代劇ドラマ「長相思」シーズン1で人気を獲得したタン・ジェンツー(檀健次)だった。昨年の1年間で増えた広告数は、コスメやファッション、飲料など計15社に上る。また今年に入ってから、さらに配車アプリの滴滴出行(DiDi)など2社との提携を発表している。

22年に大ヒットしたファンタジー時代劇「蒼蘭訣~エターナル・ラブ~」でブレークしたワン・ホーディー(王鶴棣)もその勢いは続き、15社増加でタン・ジェンツーと並ぶ1位となった。

3位は映画「封神第一部:朝歌風雲」で人気急上昇し、23年に一気に知名度を得たユー・シー(于適)で11社となった。24年に入ってからもフレグランスブランドのゲラン(GUERLAIN)など3社が起用を発表した。4位はすでに数多くの企業の顔を務めるシャオ・ジャン(肖戦)で、増加数は10社となった。

5位には9社で2人が並び、ファン・チョンチョン(范丞丞)はランキング上位の中で唯一の「00後」(2000年代生まれ)となった。チョン・イー(成毅)は主演の武侠時代劇ドラマ「蓮花楼」が人気を集めた。

7位も8社で3人が並び、時代劇ドラマ「安楽伝」などが配信されたゴン・ジュン(龔俊)はじめ、チャン・リンホー(張凌赫)、チョン・レイ(丞磊)が登場。10位は新たに7社増えたワン・イーボー(王一博)となっている。(Mathilda)

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