［２９日 ロイター］ - 男子テニスの元世界ランク１位、ラファエル・ナダル（３７、スペイン）が２００７年の全仏オープン決勝のチャンピオンシップポイントで使用したラケットが２９日、競売で約１１万８０００ドル（約１７４０万円）の高値で落札された。
プレスティージ・メモラビリアが主催したオンラインオークションで、ナダルのラケットは１１万８２０６ドルで落札。このラケットは準決勝のノバク・ジョコビッチ（セルビア）戦など、２００７年大会の他の試合でも使用されたという。
テニスラケットの落札額としては歴代３位。ナダルが２０２２年の全豪オープンで使用したラケットは１３万９７００ドル、ビリー・ジーン・キング（米国）が「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」として知られる男女のエキシビションマッチで使ったラケットは１２万５０００ドルで落札された。
ナダルは２００７年の全仏オープン決勝でロジャー・フェデラー（スイス）を６─３、４─６、６─３、６─４で下し、四大大会３回目の優勝を果たした。ナダルは全仏オープンでは１４回の優勝を達成。四大大会では２２回優勝している。
