【第66回グラミー賞】今年最多ノミネートのシザによるパフォーマンス決定

現地時間2024年1月29日、今年の【グラミー賞】で最多ノミネートを獲得したシザが授賞式でパフォーマンスすることが米CBSによって発表した。

シザが【グラミー賞】でパフォーマンスするのは2度目となる。初めてパフォーマンスしたのは<年間最優秀新人>の候補だった6年前で、デビュー・スタジオ・アルバム『コントロール』の収録曲「Broken Clocks」を披露した。

【第66回グラミー賞】は、現地時間2月4日に米ロサンゼルスのクリプト・ドット・コム・アリーナで開催される。

一般的に最多ノミネートのアーティストはその年の授賞式でパフォーマンスを行うが、いつもそうとは限らない。昨年、最多ノミネーションを得ていたビヨンセはパフォーマンスを見送り、3年前にも出演を辞退していた。ジェイ・Zとケンドリック・ラマーも、それぞれ最多ノミネートされていた2018年と2019年にパフォーマンスを行わなかった。さらに故マイケル・ジャクソンは、一晩で8つの賞を受賞した初のアーティストとなった1984年にパフォーマンスしていない。

今年、シザは<年間最優秀アルバム>、<年間最優秀レコード>、<年間最優秀楽曲>の主要3部門含む9つのノミネーションを獲得している。彼女のアルバム『SOS』は、テイラー・スウィフトの『ミッドナイツ』、ボーイジーニアスの『ザ・レコード』と<年間最優秀レコード>を争うと見られている。スウィフトもボーイジニアスもパフォーマンスは決定していない。他には、ジョン・バティステ、マイリー・サイラス、ラナ・デル・レイ、ジャネール・モネイ、オリヴィア・ロドリゴが<年間最優秀アルバム>にノミネートされている。

シザは、今年の授賞式でのパフォーマンスが発表された10組目のアーティストだ。これまで20代が3組(オリヴィア・ロドリゴ[20歳]、ビリー・アイリッシュ[22歳]、デュア・リパ[28歳])、60代以上が3組(U2[60代前半]、ビリー・ジョエル[74歳]、ジョニ・ミッチェル[80歳])と幅広い年代の出演者が決定しており、シザ(34歳)が決定したことによりバーナ・ボーイとトラヴィス・スコット(ともに32歳)、ルーク・コムズ(33歳)と30代のパフォーマーは4組になった。当日のパフォーマンス・アーティストは今後も発表される。

司会は4年連続でトレバー・ノアが務める。彼もまた【グラミー賞】にノミネートされており、『I Wish You Would』が<最優秀コメディ・アルバム>の候補になっている。司会者が同年の【グラミー賞】にノミネートされるのは、2005年のクイーン・ラティファ以来となる。ノアは先日の【プライムタイム・エミー賞】にて、トーク番組『ザ・デイリー・ショー・ウィズ・トレバー・ノア』で<最優秀バラエティ・トーク・シリーズ>に輝いた。

◎番組情報
『生中継!第66回グラミー賞授賞式(R)』(二カ国語版(同時通訳))
2024年2月5日(月)9:00~、WOWOWにて放送・配信
『第66回グラミー賞授賞式(R)』(字幕版)
2024年2月5日(月)22:00~、WOWOWにて放送・配信
※生中継終了後、90日間WOWOWオンデマンドにてアーカイブ配信

◎関連番組情報
『第66回グラミー賞授賞式(R)の見どころ』(1~3、無料放送)
WOWOWにて放送・配信
※初回放送終了後、WOWOWオンデマンドにて無料配信

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