レヴァークーゼン、アセンシオ獲得を本格検討も…今冬はPSG残留が濃厚か

レヴァークーゼンがパリ・サンジェルマン(PSG)所属のスペイン代表FWマルコ・アセンシオの獲得を狙っているようだ。29日、ドイツメディア『スカイスポーツ』やスペイン紙『アス』が伝えている。

シャビ・アロンソ監督就任2年目の今シーズンは、開幕からここまで公式戦無敗を維持し、ブンデスリーガでは11連覇中の“絶対王者”バイエルンを抑えて首位を走っているレヴァークーゼン。今冬の移籍市場では、負傷離脱中のナイジェリア代表FWヴィクター・ボニフェイスの代役として、ベティスからスペイン代表FWボルハ・イグレシアスを買い取りオプション付きレンタルで獲得。シーズン後半戦に向けた体制を整えた。

今回の報道によると、レヴァークーゼンは攻撃のオプション強化を望んでおり、今冬の移籍市場での2人目のスペイン人アタッカーの獲得を本格的に検討しているようだ。名前が挙がったのは、今シーズンからPSGでプレーしているアセンシオ。レヴァークーゼン側はここ数日間で同選手への関心を急速に強めており、既にPSG側との話し合いも行われているという。

今シーズンは負傷の影響もあり公式戦12試合の出場に留まっているアセンシオ。スタメン起用も6試合のみとなっているが、ここまで4ゴール3アシストをマークするなど一定の成績を収めている。PSGのルイス・エンリケ監督とルイス・カンポスSD(スポーツディレクター)も今冬の放出には消極的な模様。一方で、適切な金額が提示された場合には移籍市場の期限日までにPSGを離れ、他クラブへ電撃移籍する可能性も否定はできないと報じられている。

現時点で実現の可能性は低いと見られているレヴァークーゼンのアセンシオ獲得作戦。移籍市場の閉幕が迫る中、今後の両クラブの動きに注目が集まる。

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