新体制で連勝スタートのローマ、クリスタンテも手応え強調「モウリーニョとの別れは悲しかったが…」

MFブライアン・クリスタンテが連勝に手応え[写真:Getty Images]

ローマのイタリア代表MFブライアン・クリスタンテが、ジョゼ・モウリーニョ前監督との別れを惜しみながらもダニエレ・デ・ロッシ監督の手腕を称賛した。

就任3季目を迎えたモウリーニョ監督の下でシーズンに臨んだローマだったが、セリエAで20試合を消化して8勝5分け7敗の9位に低迷。コッパ・イタリアで宿敵ラツィオ相手に敗れた直後、第20節ミラン戦も1-3で落とすとクラブは16日に解任の決断を下した。

後任には、クラブのレジェンドであるダニエレ・デ・ロッシ監督が就任。初陣となったセリエA第21節エラス・ヴェローナ戦で勝利すると、第22節のサレルニターナ戦も白星を飾り連勝スタートとなった。

サレルニターナ戦後、『DAZN』の取材に応じたクリスタンテは、共にヨーロッパ・カンファレンスリーグを勝ち取ったモウリーニョ監督を惜しみつつも、新指揮官との感触は上々だと強調している。

「(モウリーニョ監督の解任は)悲しかったよ。僕たちは2年半にわたってモウリーニョと良い関係を築いていて、トロフィーも勝ち取ったんだ」

「でも、フットボールはこういうものなんだ。物事がうまくいかなければ、代償を支払うのは監督になる。そして今、僕たちにはデ・ロッシがいる。チームは彼とローマのため、全力を尽くさなければならない」

「彼はすでに自分のアイデアやボールの動かし方などを僕たちに示してくれている。チームとしてこの2連勝は重要だったよ。僕たちは新しい時代を切り開いており、勝利が次の勝利につながるだろう」

「僕たちはみんなが順調に仕事をしており、時間が経てば結果として現れるはずだ。ここまでなんとか浮上できたし、戦い抜くことができたと思う。これからどうなるか見ていきたいね」

© 株式会社シーソーゲーム