石川県の30日午後2時までの集計によると、県内の住宅被害は前日比551戸増の4万4937戸となったと発表した。このうち、4572戸の被害を確認した珠洲市は、初めて損傷の内訳を公表し、全壊2092戸(45.8%)、半壊1036戸(22.7%)、一部破損1444戸(31.6%)だった。
このほかの市町別の損傷戸数は七尾市1万900戸、能登町5千戸、志賀町4535戸、金沢市3626戸、中能登町2146戸、穴水町2063戸、輪島市1993戸など。
死者数は238人で前日から変わっていない。内訳は輪島市、珠洲市が各101人、穴水町20人、能登町8人、七尾市5人、志賀町2人、羽咋市1人。負傷者は計1179人。
連絡が取れない安否不明者は輪島市15人、珠洲市4人の計19人。