新大関琴ノ若、31日誕生 日本出身力士は2年ぶり

琴ノ若

 大相撲の東関脇琴ノ若(26)=本名鎌谷将且、千葉県出身、佐渡ケ嶽部屋=の大関昇進が31日午前、東京・両国国技館で開かれる日本相撲協会の春場所(3月10日初日・エディオンアリーナ大阪)番付編成会議と臨時理事会で正式に決定する。

 琴ノ若は母方の祖父が元横綱琴桜(故人)で、父は師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)と相撲一家に育った。初場所で13勝2敗の好成績を挙げ、昇進目安とされる直前3場所合計33勝に到達した。189センチ、177キロの体格で安定感が評価された。日本出身大関の誕生は2022年初場所後の御嶽海以来。

 来場所は1横綱4大関となり、4大関は21年名古屋場所以来となる。

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