豪華ゲストの登場や、新進気鋭なコラボレーションなど、毎回ゲストにサプライズを与えてくれる世界4大ファッションウィーク。2023年に行われたファッションウィークの中でも印象深いブランドをピックアップしてお届けします。ここでは、豪華なキャスティングで毎回SNSをバズらせるVERSACE（ヴェルサーチェ）のコレクションをお届け。今回は豪華モデルに加え、元祖スーパーモデルもカムバック。
ゲストを驚かせる豪華モデルのキャスティングが話題！
9月22日に行われたドナテラ・ヴェルサーチェが手掛けるヴェルサーチェ（VERSACE）。今回のコレクションでは、1982年春夏に登場して以来、多くのコレクションに使用されているチェッカーボード柄が多く用いられ、淡いパステルカラーのピンク、イエロー、ブルー、グリーンのルックが咲き誇り、会場はフレッシュでロマンティックなムードに包まれました。そして、ヴェルサーチェと言えば、キャスティングの豪華さでも知られています。
オープニングを飾ったのはケンダル・ジェンナー
注目のオープニングは、パーフェクトな美貌で世界中を魅了する28歳のトップモデル、ケンダル・ジェンナー。彼女の軽快なウォーキングからショーがスタートしました。
あのジュード・ロウとサディ・フロストの娘で、モデルや俳優としても活躍するアイリス・ロウの姿も。淡いシャーベットブルーのカーディガンにチェッカーボード柄のボトムを着こなしていました。
レオナルド・ディカプリオの新恋人!?とも噂されている、NYを拠点に活躍するイタリア人モデル、ヴィットリア・チェレッティも登場。オールブラックのルックを身に纏い、彼女の芯の強さを表すかのような堂々たるウォーキングを見せつけてくれました。
さらに、ヴェルサーチェのランウェイを歩いた初のプラスサイズモデルとして一躍ファッション界にその名を知らしめたプレシャス・リー。南スーダンのモデル、アラート・ジャズィーパーの姿も。アラートは、2024春夏ランウェイ登場回数最多モデルでもあり、今後も活躍が期待できること間違いありません。
クライマックスには、ジジに続き元祖スーパーモデルのクラウディア・シファーが登場！
ショーのクライマックスを迎えた頃に登場したのは、トップモデルであり一児の母でもある、ジジ・ハディッドです。パステルイエローの発色が美しい品のあるドレープドレスを着こなし安定のウォーキングでゲストを魅了する中、貫禄のあるウォーキングで現れたのは、1990年代に活躍した元祖スーパーモデルのひとり、クラウディア・シファーです。
5年ぶりにランウェイ復帰を果たしたクラウディア
「ヴェルサーチェ」2018年春夏ショー以来、ランウェイに登場することがなかったクラウディアが、なんと5年ぶりにランウェイにカムバックし、見事にランウェイを締めくくりました。彼女が着用したミントグリーンとシルバーのチェッカーボード柄のドレスは、ヴェルサーチェが1982年春夏コレクションのために発表したモチーフだそう。
20代と50代という、世代を超えたモデルたちの豪華共演が話題となった今回のヴェルサーチェコレクション。ショーの終わりには、ジジ・ハディッドやケンダル・ジェンナーをはじめ、モデル、ゲストからクラウディアに拍手が送られたとか。
Senior Writer：H_aco
