松山英樹が初出場 「昇格大会」プロアマにトップ80が集結

松山英樹は大会初出場。久々にペブルビーチへ戻る ※撮影は2019年「全米オープン」(撮影/今井暖)

◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 事前情報◇ペブルビーチGL(カリフォルニア州、6972yd、パー72)、スパイグラスヒルGC(同、7041yd、パー72)

太平洋に面した風光明媚なコースを舞台に、プロアマ形式の大会が2月1日に開幕する。シーズン8試合あるシグニチャーイベント(昇格大会)に指定され、選手層の厚さが大きく増したエリートフィールドに。出場選手は昨シーズンのフェデックスカップランキング(FR)上位50人、直近の今季ランキング上位者ら計80人に絞られる。

予選落ちはなく、優勝者にはフェデックスカップポイント700ptを付与。賞金総額は2000万ドル(約29億6320万円)。最初の2日間はペブルビーチGLとスパイグラスヒルGCでアマチュア80人とプレーし、残り2日間はペブルビーチGLでプロのみが回る。

昨年大会は、強風の影響により進行が遅れて月曜決着に。通算18アンダーで終えたジャスティン・ローズ(イングランド)が、2019年「ファーマーズインシュランスオープン」以来となるツアー通算11勝目を飾った。

前年大会はジャスティン・ローズが制した

日本勢は前年FR50位の松山英樹が唯一参戦。同大会初出場で、ペブルビーチGLで行われた19年のメジャー「全米オープン」は21位だった。

連覇がかかるローズのほか、昇格大会の今季初戦「ザ・セントリー」を制したクリス・カーク、昨季年間王者のビクトル・ホブラン(ノルウェー)らがエントリーした。世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーは大会初出場。同2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)は今季米ツアー初戦を迎える。2週前の「ザ・アメリカンエキスプレス」で米ツアー33年ぶりのアマチュア優勝を達成したニック・ダンラップは、今週がプロデビュー戦となる。

<主な出場予定選手>
ジャスティン・ローズ、スコッティ・シェフラー、ロリー・マキロイ、ビクトル・ホブラン、ザンダー・シャウフェレ、トミー・フリートウッド、コリン・モリカワ、ジョーダン・スピース、ジャスティン・トーマス、トニー・フィナウ、リッキー・ファウラー、アダム・スコット、松山英樹、ニック・ダンラップ

© 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン