阪神と監督に関西元気文化圏大賞 「甲子園100年で連覇したい」

贈呈式で「関西元気文化圏賞」大賞の表彰を受ける阪神の粟井一夫球団社長(右)=30日午後、大阪市

 関西から日本を元気づけた人や団体に贈られる「関西元気文化圏賞」の2023年の大賞が、38年ぶりに日本一を達成した阪神タイガースと岡田彰布監督に決まり30日、大阪市で贈呈式が開かれた。

 球団は圧倒的な強さでリーグを制覇し、日本シリーズではオリックスと関西の球団同士による「関西ダービー」を実現して経済波及効果も絶大で、優勝を意味する「アレ」が流行語となったと評価。岡田監督は、若手中心のチーム作りや守りの野球を徹底した采配で、38年ぶりに日本一へ導いたとたたえた。

 贈呈式では粟井一夫球団社長が「今年は甲子園球場が100周年となる。連覇を成し遂げて関西から日本中に元気を発信したい」と述べた。

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