泉房穂氏「田崎さんか玉川さんかで受け止め方違う」 自民党への第三者調査委員会で重要なのは「人選」

兵庫県明石市の前市長で弁護士の泉房穂氏が30日、自身のX(旧ツイッター)を更新。この日出演したテレビ朝日系情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜、前8・00)で、自民党の裏金事件に対して言及した内容を踏まえ、第三者による調査での「3点セット」の必要性を説き、調査委員会メンバーの「人選」が重要であると訴えた。

泉氏は番組内で、政治評論家の田崎史郎氏による「自民党内で外部有識者の入った調査機関をつくる動きが出ている」という解説を受け、「第三者調査員会は絶対必要」とした。

その上で、泉氏は「重要なのは、(調査委員会に)どなたが入るか。田崎さんが入るのか、玉川さんが入るのかで、国民としては受け止めが違う。この方であればちゃんと調査すると思われるようなメンバーを選ぶべき」と訴えた。番組共演者である田崎氏と元テレビ朝日社員の玉川徹氏を実例に挙げることで、調査委員会のメンバーが自民党〝擁護派〟とみられている人物か、批判的な視線を持つ人物であるかによって、自民党が〝本気〟で改革する意志があるかが問われるかという点を強調した。

番組終了後、泉氏はXで改めて「①『実態解明』と②『責任』と③『対策』は3点セットで、『実態解明』には『第三者による調査委員会』が必要。その委員には、国民の多くが納得できる方が入るべきで、人選は極めて重要。国民の立場で調査するスタンスの方にこそ入っていただきたい…」と投稿。「人選」が重要であると主張した。

泉氏の投稿に対し、フォロワーからは「メンバーは全有権者のアンケート結果にしてほしい。そしたら、私は泉房穂さんにします」「ここまでたくさん裏金出てきてるのに第三者委員会が無いのが不思議です」「第三者委員会の調査権限はだれがどう決められるのですか?」といった声が寄せられた。

(よろず~ニュース編集部)

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