愛媛の県民文化会館前の県有地の開発に向けた動きが本格化しています。
事業の内容を決める審査委員会の初会合が30日開かれ、応募のあった4つの事業者の中から3月末までに選定する方針が示されました。
30日は、経済界や観光業界の代表や大学教授などでつくる審査委員会の初会合が開かれました。
県民文化会館前にあるおよそ1ヘクタールの県有地をめぐっては、県が、国内外から人を呼び込むため、国際会議や宿泊などの機能を備えた施設の整備を目指していて、去年11月から事業者を募集していました。
30日の会合では、先月までに4つの事業者から応募があり、来月13日までにそれぞれ、施設の内容などについて具体的な提案が示されるという見通しが説明されました。
その後、この委員会では、提案内容について来月下旬の書面審査と3月上旬のプレゼンテーションを踏まえ、「瀬戸内エリアでの愛媛の中核拠点性の向上」や、「周辺エリアとの相乗効果」など7項目を100点満点で評価します。
県は、3月末までに事業者を選定し、4月以降、協議を進める方針です。