「僕、不良警察官だからね」3回目の起訴 広島

マッチングアプリで知り合った女性に性的暴行を繰り返し3回逮捕された警視正の男が30日、起訴されました。

起訴状などによりますと、警視正の男(58)は去年10月1日、広島市中区のホテルで20代女性に性的暴行をしたうえ、始末書を書かせた不同意性交等と強要の罪に問われています。

男はホテルでジャージのチャックを下ろし、下に着た警察官の制服を女性に見せて、売春の取り締まりをする警察官だと名乗りました。

そして警察署に連行して親も呼ぶ必要があると脅したということです。

そのうえで「じゃあ、おじさんとできる?」「僕、不良警察官だからね」「他の人だったら厳しかったかもよ」などと言って性的暴行をしたうえ、広島中央警察署長宛てで売春したことを認める内容の「始末書」を女性に書かせたということです。

検察は男の認否を明らかにしていません。

男はこれで3回目の起訴になります。

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