転出超過 3年連続で全国ワースト 湯崎知事「調査方法に疑問」 広島

転出者が転入者を上回る「転出超過」について、広島県が3年連続で全国ワーストとなったことがわかりました。

総務省の人口移動報告によりますと、広島県の去年の転出超過数は1万1409人で、都道府県別では3年連続で最多となりました。

また前の年と比べた転出超過数の拡大も全国ワーストだったということです。

湯崎知事は総務省のまとめについて、海外から流入する外国人の数が入っていない一方で、県外へ転出する外国人の数が入っているのはおかしいと調査方法に疑問を投げかけました。

湯崎英彦知事「そもそも総務省の報告自体がちょっとおかしいんじゃないか。国外の出入りを入れたら外国人も含めて転入超過になっている。なので(総務省の調査に)何の意味があるのかなと」

県によりますと海外からの転入を加えると転入超過数は355人で、総務省のまとめは「社会動態の全体を表していない」としています。

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