宇都宮のアマバンド結集 能登地震支援でチャリティーライブ 来月3日、50曲披露

来場を呼びかけるOGサウンズの鈴木さん

 【宇都宮】能登半島地震の被災者を支援しようと、市内で活動するアマチュアバンドが結集して2月3日、県総合文化センターでチャリティーライブを開く。富山県出身の女性ボーカルも出演し、被災地への義援金を呼びかける。

 当日は3組のバンドが計約50曲を披露する。古希越えシニアバンド「OGサウンズ」がザ・ワイルドワンズをはじめとするグループサウンズ、アメリカンポップスの「Hap’s(ハップス)&AMB」が1960年代前後の洋楽オールディーズ、「SDG’s」がザ・ビートルズの代表曲を演奏する。富山県出身で市内在住の女性ボーカル未央(みお)さんもハップスの回で来場者と歌って踊り、会場を盛り上げる。

 元々は音楽スタジオなどを運営する「アコースティック」(東宿郷3丁目)がアマチュアバンドに発表の場を提供しようと、昨年12月にライブを企画。その後の能登半島地震を受け、北陸でバンド活動を続けている未央さんをゲストとして招くことにした。

 提案したのがOGサウンズの鈴木一弘(すずきかずひろ)さん(70)=山本2丁目。「未央さんのバンド仲間や友人たちも大変な状況にある。音楽の力で義援金を集め、被災地に送りたい」と話す。

 ライブは午後1~4時。定員約280人。入場無料。(問)鈴木さん090.3502.5831。

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