芸人・山﨑おしるこ、激戦プレゼンを勝ち抜き初の絵本を出版

吉本興業所属の男女お笑いコンビ・ムームー大陸の山﨑おしるこが、紙絵本『だんごむしまつり』(KADOKAWA)を3月14日に発売。山﨑にとって、初の著書となる。

初の絵本を出版するお笑いコンビ・ムームー大陸の山﨑おしるこ

大阪芸術大学出身の山﨑は、イラストや似顔絵制作を得意とし、コンビでの活動のほか、お絵描き芸人としても活躍。また、ロングコートダディ・堂前やマユリカ・阪本らと結成したバンド・ジュースごくごく倶楽部ではボーカルをつとめるほか、自宅で数種類のだんごむしを飼育する愛好家で、趣味のハンドメイドアクセサリーでは作家活動もおこなうなど、多彩な趣味人として注目を集めている。

山﨑は出版に際し、「大好きなだんごむしの絵本を出版させていただくこととなり、とてもうれしく思います。お子さまはもちろん、大人になった方も、かつて一度は一緒に遊んだお友だちの、小さな世界をお楽しみください」とコメント。

自身のYouTubeチャンネルでも、「こんなうれしいことはないですよ、キャーーー!」と奇声をあげつつ、だんごむしを抱えながら「きみたちのおかげというね。本当にありがとうね」と喜んだ。

山﨑おしるこチャンネル

この企画は、吉本興業が主催する「出版チャレンジ塾」によるもの。同プロジェクトでは、所属する芸人や文化人のなかから、有名・無名を問わず「本気で本を出したい人」が、複数の出版社が参加するプレゼン大会に参加。優秀作品が出版の権利を勝ち取るが、山﨑の作品はもっとも出版オファーが多かったという。

価格は1650円(B5変形判・32ページ)。また、さまざまな特典が用意されており、Amazonでは「本⼈読み聞かせ音声データ(MP3)」、楽天では「だんごむし塗り絵データ(PDF)」、書店では「アナザーストーリーミニ電子絵本(PDF)」がついてくる(各期限あり)。

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