目標は世界選手権のメダル トランポリン杉浦夢菜さん…日本初の女子団体5位入賞に貢献 

去年開催されたトランポリン世界選手権女子団体で、日本初の5位入賞に貢献した選手を取材しました。

杉浦夢菜さん。静岡産業大学のスポーツ科学部に通う21歳です。杉浦さんは、去年11月、イギリスで開催された世界トランポリン選手権タンブリング競技女子団体に出場し、日本女子団体として初の5位入賞を果たしました。

杉浦夢菜さん:「自分の演技をしっかり決める事を目標にやっていたので、強い海外選手の人たちと一緒に大会を出来る
とても貴重な経験をさせて頂きました」

杉浦さんは浜松市生まれ。幼い頃に体操を始め、中学生の時、華麗な技にひかれてタンブリングに転向しました。「タンブリング」とはおよそ10メートルの助走から、一度の演技で宙返りを含んだ8種目連続の演技を行う競技です。

共に5位入賞を果たし、社会人で競技を続ける渡辺琴美さんは…。
「小さいときから知ってるんですけど、才能があって、技のかけ方とか、こなしかたがすごいうまくて、一緒に戦えて
うれしいですし、2年後も一緒に団体を組んでメダルを獲れるように頑張りたいと思います」

トランポリン部の監督は父

杉浦さんが所属するトランポリン部。監督は父親の正隆さんです。

杉浦正隆監督:「世界では、まだまだの立場の選手なので、メダルを獲得出来る様な選手になってもらいたいと思います」

妹の姫菜さんも共に汗を流します。

妹の姫菜さん:「いつも試合とかでアドバイスくれたり、こうしたら?とか言ってくれるので、すごい助かってます」

これからの目標は…。

杉浦夢菜さん:「今後の夢は世界選手権でメダルを獲得する事です。今は、女子の団体でメダルを獲得したいです」

杉浦さんは家族や仲間と共にさらなる高みを目指します。

© 静岡朝日テレビ