冬季五輪・パラリンピックの招致活動を停止した札幌市の秋元克広市長は30日、競技施設の整備費や運営経費の財源確保を目的に積み立てた五輪基金を廃止すると発表した。基金残高は51億2千万円で、新たに造成する「スポーツ振興基金」と「まちづくり推進基金」に振り分ける。招致活動を担ったスポーツ局招致推進部は4月の機構改革で廃止し、大規模スポーツ大会などの誘致を目指すスポーツ都市推進課を新設する。
札幌市、「五輪基金」廃止 残高51億2千万円は「スポーツ振興」、「まちづくり推進」基金に振り分け
- Published
- 2024/01/30 21:23 (JST)