134社出展、自慢の味をアピール 茨城・つくばで食の商談会 常陽銀と足利銀

食品関連業者など134社が出展した「めぶき食の商談会」=つくば市竹園

めぶきフィナンシャルグループ(東京、秋野哲也社長)傘下の常陽銀行(茨城県水戸市)と、足利銀行(栃木県宇都宮市)は30日、茨城県つくば市内で「めぶき食の商談会2024inつくば」を開いた。農産物の生産者や食品関連業者など134社が出展し、訪れた小売業者や外食業者ら約1000人に、自社の商品を売り込んだ。

取引業者の販路拡大などが狙い。今回で7回目の開催となった。各ブースでは出展企業の担当者が、商品の試食を勧めながら自慢の味をアピールした。

干し芋製造販売の住谷公商店(茨城県ひたちなか市)は、焼き芋スナック「PAKI POKI(パキポキ)」をアピール。同社の住谷勇幸さん(32)は「スーパーなどの人に話を聞いてもらい、相手の反応が良かった。手応えを感じている」と販路拡大に期待した。

一方、チョウザメの養殖や加工事業者、飲食店などでつくる「いばらきキャビアフィッシュ協力会」(つくば市)は、新たな養殖の仲間づくりを目的に出展。会長を務める「西京漬の寺田屋」(茨城県常総市)の寺田弘二社長(58)は「見てもらうことで生産者、養殖場を増やしたい」と語った。

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