名鉄百貨店一宮店、きょう閉店 23年の歴史に幕 地元からは惜しむ声 新複合施設に高まる期待

店内では最終の売り尽くしセールなどが開かれている

 名鉄百貨店(本社名古屋市中村区)は31日、一宮店(一宮市)を閉店する。2000年11月3日に名鉄一宮駅に直結する「新一宮駅ビル」に開業して以来、23年余りの歴史に幕を下ろす。地元からは惜しむ声が聞かれる。閉店後は、名古屋鉄道が同ビルの大規模修繕を実施。商業施設や事務所などで構成する複合施設を2025年度中に開業予定だ。地元経済の発展に寄与できる存在に生まれ変わることができるか。名鉄グループの開発力に注目だ。

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