サウジのレジェンドがブチ切れ! PK戦を見届けなかったマンチーニ監督に「卑怯なリーダー。コンプレックスを持っている人間だ」【アジア杯】

サウジアラビアは現地1月30日、カタールで開催されているアジアカップのラウンド16で韓国と対戦。先制しながらも終了間際に追いつかれ、PK戦の末に敗れた。

この一戦で注目を集めているのが、サウジを率いるロベルト・マンチーニ監督の振る舞いだ。

PK戦で先攻のサウジは2人目までが成功。だが3人目、4人目が失敗。後攻の韓国の4人目のキッカーが決めれば負けるというタイミングで、イタリア人指揮官はその結果を見届けず、ベンチを離れたのだ。

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これに怒り心頭なのが、サウジのレジェンド、ヤセル・アル・カフタニだ。母国代表で100試合以上に出場し、ドイツ・ワールドカップにも出場した元ストライカーが怒りをぶちまけた。韓国メディア『ベストイレブン』が伝えている。

07年のアジアカップで得点王に輝いた41歳は、韓国戦の実況を担当。そこでマンチーニ監督に対して「最も卑怯なリーダーだ。サウジアラビアを率いる勇気が足りないし、代表チームを指揮する資格がないことを証明した」とバッサリ。「失礼極まりない。コンプレックスを持っている人間だ」と非難した。

記事では、「マンチーニ監督とサウジアラビアの不快な関係が露呈したという指摘もある」と記す。「今回の大会を通じ、一部の選手がメンバーに選ばれても、所属チームに戻ったことに対して公然と非難することもあった」と振り返り、「アル・カフタニは、当時もマンチーニ監督を批判していたが、今回はさらに水位を上げて猛批判を浴びせた」と伝えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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