20代はブラック企業勤務、30代で転職したら仕事終わりにディズニーに行けるようになった女性

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30歳を過ぎると、これまでの価値観や考え方が急に180°変わってしまう場合もあるようだ。

「良いことだけでなく、ネガティブなことでも自分が作り出しているということに、30代になって気づきました」

こう意味深に語るのは、東京都の40代前半女性(クリエイティブ/メディア・アパレル・デザイン/年収100万円)だ。(文:福岡ちはや)

「したいことをするだけでなく、嫌だと思うことをしない」

女性は「20代はブラック企業にばかり勤めてしまいました」と言い、当時の自分をこう振り返る。

「『嫌だ』『つらい』『しんどい』といった言葉を日頃から口にしたり、思ったりしていました。するとますます『嫌だ』『つらい』『しんどい』というできごとが起こるように……」

ネガティブな言葉を使うと、無意識のうちにネガティブなできごとばかりに注目するようになってしまう。これでは何事もうまくいくはずがないだろう。

しかし女性の考え方は、30代を機に自然とポジティブなものへと変わっていった。すると不思議なことに「20代のときのような、つらい、しんどいと感じるできごとがあまり起きなくなりました」と女性は言う。

「30代で転職したときも最初は身構えてしまいましたが、30歳になったことで余裕が出たのか、開き直るようになったのか、次第にケセラセラという感じになりました。(中略)すると気持ちに余裕ができて、仕事のあとにディズニーに行ったり、休日も買い物やデートに出かけたりと毎日を楽しめるようになり、仕事でもプライベートでも一転して良いことが起きるようになりました」

女性は今では「したいことをするだけでなく、嫌だと思うことをしないようにしています」とのこと。女性はこれを「本音の生き方」と表現し、

「30歳過ぎたら、嫌なことをしたり嫌な人のこと考えていたり……そんな時間はもったいないです」

と書いた。女性が実践しているように、努めてネガティブに時間を取られないようにすることが、人生を楽しくする秘訣なのかもしれない。

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