J2水戸 沖縄キャンプ ゴール前攻防 磨く

浜崎監督(左)が見守る中、トレーニングに励むJ2水戸の選手ら=豊見城総合公園陸上競技場

沖縄県でキャンプ中のJ2水戸は30日、豊見城総合公園陸上競技場で午前と午後の2部練習を行った。

午前は瞬発力を養うトレーニングを行った後、ハーフコートでゴール前の攻防を繰り返した。攻撃陣は中央やサイドから細かくパスをつなぎながらゴールに迫った。

一方の守備陣は裏抜けを許さぬよう、組織で動く意識を保ちながら駆け引きした。今季も得点源としての役割が期待される安藤は「前からはめていく部分では、前線と後ろの連動ができていた」と充実の表情。キャンプのテーマの一つである「連動性」を意識しながら、練習後まで選手同士で積極的に改善策などを議論する姿も見られた。

午後はセットプレーの練習を行った。DFラインの調整や攻撃陣の飛び出しなどを確認した。昨季はカウンターでの得点に伸び悩んだことから、ボール奪取後の両サイドの動き出しにも意識の違いが見られた。右サイドハーフとして期待される新戦力の野瀬は「勝敗が分かれるプレー。覚えることは多いが、全てを意識しながら動いた」と振り返った。

31日は同キャンプで2度目となる練習試合を行う。対戦相手や結果は非公開。

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