ティレル・ハットンがLIV移籍 ジョン・ラームのチームに所属

LIVに加入したティレル・ハットン。1月にはハワイでのPGAツアーにも出たが…(Michael Reaves/Getty Images)

◇LIVゴルフリーグ◇マヤコバ 事前情報(30日)◇エル・カマレオンGC(メキシコ)◇7116yd(パー71)

LIVゴルフは30日、世界ランキング16位のティレル・ハットン(イングランド)が移籍加入したことを発表した。米ツアーで1勝、欧州ツアー6勝の32歳は、今季開幕戦「マヤコバ」(2月2日から)を前に、同じく新加入のマスターズ王者ジョン・ラーム(スペイン)を主将にするチームに入った。

ハットンは2016年「アルフレッド・ダンヒル リンクス選手権」で欧州ツアー初優勝を飾り、20年には旗艦大会の「BMW PGA選手権」を制覇。PGAツアーでは同年の「アーノルド・パーマー招待」でタイトルを獲得した。米国選抜との対抗戦「ライダーカップ」には23年まで3大会続けて欧州選抜の一員として出場している。

年明けもハワイでのPGAツアー「ザ・セントリー」と「ソニーオープン」、アラブ首長国連邦での欧州ツアー「ドバイデザートクラシック」でもプレーしたが、移籍に際して「次の章でラームやチームと力を合わせることをうれしく思う」とコメントした。

21年「全米オープン」、23年「マスターズ」でメジャー優勝したラームが率いる新チーム「リージョンXIII(13)」にはハットンの他、日本ツアー3勝のスコット・ビンセント(ジンバブエ)の弟キーラン・ビンセント、テネシー大2年のカレブ・サーラントもプロ転向して加わった。

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