舟形町長選告示、現新の一騎打ち確定 8年ぶり選挙戦

舟形町役場(資料写真)

 任期満了に伴う舟形町長選は30日告示され、現職で3期目を目指す森富広氏(63)=堀内、新人で元兵庫県議の会社役員小西彦治氏(52)=兵庫県伊丹市=の2人が立候補の届け出を行い、現新による一騎打ちが確定した。2020年の前回は無投票で、選挙戦は8年ぶり。投票は2月4日に行われ、即日開票される。

 森氏は出陣式後、町中央公民館前で「少子化と人口減少が進む中、デジタル化の進展など未来を見据えた政策に取り組む」と第一声を上げた。最上地域の町村長6人、最上郡区の県議2人が応援に駆け付けた。

 小西氏は届け出の後、町役場前で報道陣の取材に応じ、「全国の首長選で無投票の可能性があり、現職が60歳以上などの場合に選挙戦を挑んでいる。高齢者の移動手段を拡充したい」と訴えた。

 期日前投票は31日~2月3日の午前8時半~午後8時、町防災センターで受け付ける。

 29日現在の有権者数は4203人(男2054人、女2149人)。

舟形町長選の立候補者

 森  富広(もり とみひろ)63 無現

 (1)町長(2)東北測量専門学校(3)町社協会長。舟形中PTA長。当2

 小西 彦治(こにし ひこじ)52 無新

 (1)会社役員(2)神戸大院(3)兵庫県議、伊丹市議。

(届け出順、(1)職業(2)最終学歴(3)主な経歴、当選回数)

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