アルテタ、バルセロナ監督就任の噂を強く否定「あれはフェイクニュース。私は正しい場所にいる」

写真:バルセロナ監督就任の報道を一蹴したアルテタ監督 ©Getty Images

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、バルセロナ行きの噂を完全否定した。イギリス『デイリーメール』電子版など、複数のメディアが伝えている。

バルセロナでは現地時間1月27日にシャビ監督が今シーズン限りで退任することを公表。これを受けて、スペインでは様々な人物の名前が後任候補として浮上している。その中には「アルテタ監督がシャビの後任になる可能性があるとアーセナルのスタッフに伝えていた」という報道もあった。

アルテタ監督は1月29日にプレミアリーグ第22節ノッティンガム・フォレスト戦の前日会見に登壇。その席上で、バルセロナ行きの噂について次のように否定した。

「あれは全くのフェイクニュースだ。どこから出た話なのか分からないし、完全に真実ではない。本当に腹立たしいことだ。全く信じられない。ソース(情報源)も何もない記事だ」

そして、選手として、そして指揮官として9年間を過ごしているアーセナルとの強固な関係について、改めて強調した。

「私は正しい場所に、正しい人間たちと一緒にいる。本当に素晴らしい気分だ。何度も言っているが、私はここの選手やスタッフたちとともに素晴らしい旅をしている。そして、やるべきことはまだまだたくさんある。全員がその野心を共有しているし、皆さんもそれを感じてくれているはずだ」

「我々はさらに多くのものを望んでいるし、まだ満足していない。そして、クラブ側も我々のプロジェクトについて、さらなる進化とレベルアップを求めている。それを達成するには全員が参加する必要がある。そして、私も間違いなくそれに参加する」

アルテタ監督とアーセナルの契約は2025年6月30日までとなっているが、契約延長の交渉については「物事は自然な形で進んでいる。適切な時期が来たら議論を行い、最善の方法を考えるつもりだ」と語っている。

© 株式会社SPOTV JAPAN