【速報】志賀原発避難道路、過半が寸断 能登地震で7路線、計画実効性揺らぐ

石川県が北陸電力志賀原発(同県志賀町)の重大事故時の避難ルートに定めた国道や県道計11路線のうち、過半の7路線で能登半島地震に伴う崩落や亀裂による通行止めが起きたことが30日、共同通信の集計で分かった。2月1日で発生1カ月となるが、一部で寸断が続く。また、原発周辺9市町の住宅被害は2万件超。屋内への一時退避も組み合わせ、30㌔圏外へ確実に逃げる計画の実効性が揺らいでいる。

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