一本堂 岡山総社店 〜 毎日食べても飽きない健康志向の食パン。1時間ごとに焼き上げる食パン専門店

一本堂(いっぽんどう)岡山総社店は、焼きたての食パンの専門店です。

現在、パンの街として売り出し中の総社市。

私は総社の出身なのですが、総社には昔からパンが好きな人が多いんです。
老舗のパン屋もあって、若い人からシニア層までパンをよく食べる印象があります。

いまでは総社にパン屋が多いことは、岡山県内でよく知られるようになりました。
そんな総社の街にあって、食パン専門という個性が光るのが一本堂です。

取り扱う食パンは、スタンダードなものからオリジナリティのあるものまで豊富。
しかも、無添加で食材も厳選している、体にやさしい食パンです。

開店以来、地元総社を中心に足しげく通うファンも多いという一本堂 岡山総社店を紹介します。

一本堂 岡山総社店は焼きたて食パンの専門店

一本堂 岡山総社店は、焼きたてパンの専門店です。
一本堂は2013年に大阪市で創業し、全国で多数のフランチャイズ店を展開しています。

昭和時代の町のお米屋さんのような感覚で、食パンを食べてほしいという思いから一本堂は生まれました。

岡山総社店のオープンは、2017年。

一本堂のコンセプトは「毎日食べても飽きない食パン」です。
また一本堂では、食パンに保存料・香料・卵、その他添加物を使っていません

一本堂では、1時間ごとに食パンが焼き上がります
そのため、焼きたての食パンを買えるのがポイントです。

焼き上がる時間や種類は、一本堂 岡山総社店の公式Xでも確認できます。

一本堂 岡山総社店 公式X(旧 Twitter)

焼きたてが欲しい場合は、チェックしてみましょう。

一本堂の食パンは厳選した食材を使用し、添加物などは不使用

一本堂の食パンの特徴は、厳選した食材を使っていること。

ハチミツや卵、イーストフード、添加物などはいっさい使っていません。
パン酵母は、サトウキビを国内の工場で培養したものを使用。

そのため、幼児から年配のかたまで安心して食べられます。

一本堂の食パンは、香ばしさと小麦の風味、ふんわりとした食感が楽しめることで人気です。

一本堂おすすめの食パン

2024年(令和6年)1月時点の情報。価格は消費税込

一本堂の食パンは、たくさんの種類があります。

一本堂のおもな食パンは、以下のとおり。

上記以外にもたくさんあります。

さらに、月替わりの限定商品もあります。
限定商品の詳細は、公式Xを確認してください。

一本堂(ぷれーん)などの定番商品は毎日焼いていますが、それ以外の商品は日によって焼く商品が異なります
何を焼くかは、公式Xで確認してください。

また一部の商品は、予約が入ったときのみ焼きます。
欲しい商品がある場合は、前日までに予約してください。

一番人気の「一本堂(ぷれーん)」

一本堂食パンぷれーん)」は一本堂の看板メニューで、一番人気の商品です。
生地には練乳が練り込まれていて、ほんのりとした甘みがあるのが特徴。

一本堂食(ぷれーん)は、そのまま食べても、トーストして食べてもおすすめです。

そのまま食べると、ふんわりとした食感としっとり感。

トーストすると、コンガリとした食感と香ばしさが楽しめます。

モチモチとした食感の「高密度」

高密度」は、名前のとおり高密度で焼き上げた食パンです。

濃厚さとモチモチとした食感、ボリューム感が特徴。

トーストにして食べると、表面はコンガリと香ばしく、内側はしっとり感もありながらモチモチとした食感も感じられます。

油脂不使用の「パンドミー」

パンドミー」は、油脂を使用していない食パンです。

甘さが控えめで、国産小麦のモチモチ感や風味が最大限に引き出されているのが特徴。

トーストして食べると、サクッとした軽やかな食感と香ばしさが印象的でした。

何も付けなくとも、おいしく食べられます。

国産小麦を使った「日本の食パン」

日本の食パン」は、北海道・九州産の厳選した国産小麦のみを使った食パンです。

ほかの食パンよりも小麦の風味がより強く感じられるのがポイント。
トーストすると、より小麦の風味を楽しめます。

糖質50%カットの「低糖質」

低糖質」は、糖質を50%カットしたパンです。

糖質制限中のかたや、ダイエット中のかたにおすすめ。
食物繊維やタンパク質も豊富で、ヘルシーな食パンです。

一本堂独自の製法で、従来の低糖質食パンよりもクセがなく、もっちりとしています。

素材にこだわった食パンがそろう一本堂。
一本堂 岡山総社店の店主・永野夫妻の咲子さんにお話を聞きました。

一本堂 岡山総社店の永野 咲子さんにインタビュー

一本堂 岡山総社店の店主・永野 雄一郎(ながの ゆういちろう)・咲子(さきこ) 夫妻の咲子 さんにお話を聞きました。

インタビューは2019年4月の初回取材時に行った内容を掲載しています。

背景に映り込んでいる値札などは撮影当時のものです。

一本堂の食パンを食べて感動したことが開業のきっかけに

──店を開業した経緯を教えてほしい。

永野──(敬称略)──

転勤先だった島根県の松江市に一本堂の店舗があって、そこではじめて一本堂を知りました。

夫(雄一郎さん)は、それまでほとんどパンを食べなかったんですが、一本堂の食パンを試しに食べてみると、とてもおいしと感じたんです。

そこでインターネットで一本堂について調べてみると、一本堂がフランチャイズ展開をしていて、フランチャイズオーナーを募集していました。

もともと私たちは、独立してお店を持ちたいをいう夢があったので、脱サラして挑戦してみることにしたんです。

一本堂は、研修でしっかりとパン作りや店舗運営のノウハウを教えてくれるのも、魅力でした。

あと、一本堂は自由度が高く、お店ごとの個性が打ち出せるのも開店を決めた理由ですね。
店によって売るパンの種類も、一定の制限内で選べるんです。

出店エリアが選べるのも理由のひとつ。
岡山県には、当時まだ一本堂が出店していませんでした。

しかも、総社は私の出身地です。
お店をする面でもプライベートの面でも、やりやすいなと思いました。

厳選した食材を使用し添加物不使用のヘルシーな、毎日食べても飽きない食パン

──一本堂の特徴は?

永野────

一本堂の特徴は、食パンに特化していることです。

しかも、当店の食パンは、厳選した食材を使用していて、添加物なども使っていないのでヘルシー
毎日食べても飽きがきません

お客さんは、子育てを終えた世代やシニアのかたが多いです。
いまはコンビニやスーパーマーケットで安く食パンが手に入りますが、良いものにお金をかけたいかたが多いように思います。

いっぽうで、お子様に良い商品を食べさせたいという子育て世帯のかたも、いらっしゃいますね。

平成30年7月豪雨について

──平成30年7月豪雨では総社界隈でも大きな被害が出たが、店への影響は?

永野────

当時の当店スタッフに、真備町在住の者がおりました。
また、真備町は総社市街の高梁川を挟んで西隣なので、当店のお客さんにも真備町のかたが大勢いました。

総社市の下原(しもばら)地区も、真備町とともに川の氾濫や工場爆発で被災しています。
下原地区には私の同級生がおり、被害を受けました。

だから、豪雨災害は人ごとではありません

私も被災した同級生の家の片付けを手伝いに行ったり、被災したかたにパンを配ったりしました。

ほかにも少しでも復興の力になればと思い、下原地区で定期的におこなわれるイベントに協力したり、募金活動をしたりしています。

常連客のためにも柔軟な運営で長く続ける工夫を

──今後の展望や課題があれば教えてほしい。

永野──

開業から6年以上経過し、「ここのパンでないといけない」と言ってくださる常連のお客様も多くなりました。

そんな常連のかたのためにも、長く店を続けていきたいですね。

折に触れて店の運営方法の見直しをおこない、状況に合わせて変化させながら柔軟な運営を心がけ、長く店を続けていくのが目標です。

毎日食べても飽きない、こだわりの食パン専門店・一本堂

一本堂は食パン専門店だからこそ、食パンへの強いこだわりを感じます。

厳選した食材や、低糖質食パンのような健康志向の商品などが魅力的。

実際に食パンを食べてみると、パンそのものの風味が楽しめ、何も付けなくてもおいしく食べられました。

私の家族にも好評で、まさに「毎日食べても飽きない」と感じます。

ふだん朝食はパン派だという人はもちろん、白米派の人にもおすすめです。

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